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YouTube・動画制作

[YouTube] 収益化してからチャンネル登録者が1000人を下回るとどうなる?

YouTuberといえば、世の子供が最も憧れる職業ランキング1位に輝いた、今や立派な職業として認められたお仕事になっています。子供ではYouTuberとしてチャンネルを収益化することはできませんが、「楽しいことをしてお金を稼ぐ」ということに憧れを抱き、YouTuberを夢見る成人も多くなっています。

しかし、YouTuberが動画再生数やファンを増やすために、過激な内容の動画をアップロードするということが相次いでいました。YouTubeはYouTuberに対して、広告主にとって優良なコンテンツをYouTubeに掲載してほしいと考えています。

そのため、YouTubeは2018年1月に、新しい「YouTube パートナー プログラム(YPP)」を公開しました。これにより、収益化の条件が厳しくなり、承認されたチャンネルしか収益化をできない構造が出来上がりました。

収益化の条件および、収益化してから
1.チャンネル登録者数 が1000人を下回ったら?
2.総再生時間が4000時間を下回ったら?
どうなるかを 解説しています。

YouTube パートナー プログラム(YPP)

「YouTube パートナー プログラム(YPP)」が要求する要件とは、以下の5項目です。

1. すべての YouTube パートナー プログラムのポリシーに準拠している。
2. Youube パートナー プログラムを利用可能な国や地域に居住している。
3. 公開動画の総再生時間が過去 12 か月以内で 4,000 時間以上である。
4. チャンネル登録者数が 1,000 人以上である。
5. リンクされている AdSense アカウントを持っている。

(引用:https://support.google.com/youtube/answer/72851

これは、収益化を申請する際の最低限の条件です。これを一つでも満たしていないチャンネルは、収益化の申請をすることができません。

また、チャンネルの収益化を申請制度にした弊害として、審査の遅さが挙げられます。これらの基準を満たしても、収益化を承認されるまでは月単位での時間がかかる場合があります。(2019/3/8、通常であれば1か月程度とされていた審査が、申請数の多さにより1か月以上かかると発表されました。)

収益化されてからYPP基準を下回るとどうなる?

やっと収益化の申請が承認され、いざチャンネルとしての活動を始めていったとして、収益化の基準であるYouTube パートナー プログラム(YPP)の最小限の参加資格要件、つまりは上に挙げた5つの項目を満たさなくなった時、収益化は無効になってしまうのでしょうか。

時に気になるのが、次の2項目です。

3. 公開動画の総再生時間が過去 12 か月以内で 4,000 時間以上である。
4. チャンネル登録者数が 1,000 人以上である。

公開した動画の総再生数時間が、過去12か月すべてを合わせて4000時間以上であること、さらに、チャンネルの登録者数がのべ1000人を超えていること。

チャンネルの登録者は上下があり、1000人を下回ることが考えられますし、収益化をされた後に人気のある動画を投稿できなかった時、12か月以内の総再生時間が4,000時間を下回ることはあり得る話です。

では、そのような事態に陥った場合、YouTubeは収益化の権利を没収するのでしょうか。
気になる回答は、次のように書かれていました。

プログラムの条件を下回った場合でも、チャンネルが自動的に削除されることはありません。しかし、6 か月以上チャンネルの活動がなく、アップロードやコミュニティへの投稿が行われていない場合、YouTube は独自の裁量により、条件を下回ったチャンネルの収益化の資格を取り消す権利を有します。

YouTube パートナー プログラムのポリシーに違反した場合は、総再生時間やチャンネル登録者数に関係なく、チャンネルは収益化の資格を失います。

(引用:https://support.google.com/youtube/answer/72851

つまり、

3. 12か月以内の動画視聴時間が4000時間を下回った時
4. チャンネル登録者数が1000人を下回った時

 

どちらも収益化は継続して行うことができます。
(ポリシーに違反した場合、チャンネルが収益化の資格を失うことがあります。)

しかし、注意すべきことが1点。それは。6か月以内にチャンネルの活動がなかった場合、収益化の資格を失うということです。せっかく厳しい審査に通過したのに、活動をしていなくて収益化できなくなるのは悲しいですね。とはいっても、半年も活動していないのであれば、その人はもうYouTubeに動画を投稿する気がないのでしょう。そのため、この条件は極めて妥当なものだと言えるでしょう。

収益化のための基準・条件を満たさなくなった時でも、ちゃんと活動をしていれば収益化の資格を失うことはないので、精力的に活動していきましょう!