2019年11月に開催された、「家具メッセバザール in 幕張メッセ」に行ってきました。
東京から新潟に引っ越すにあたり、家具を色々と入れ替えようと思い、下見&気に入ったものがあれば…というモチベーションでの参加です。
ソファ、ダイニングテーブル、ベッドの3点を見て、予算10万前後で何か気に入ったものがあれば購入してもいいかなと思っていました。
(金)(土)(日)の3日間にわたり行われていたバザールのうち、金曜日の午前中という最も空いている時間だったので、ゆっくり見て回った感想を書いていこうと思います。
家具メッセバザール in 幕張メッセとは
家具メッセバザール in 幕張メッセとは、「かねたや」(ROOM DECO)さんが行っている大型の家具展示会です。
ほぼ毎月、20年以上連続で行われており、来場者数は165万人超え・約200回にわたり開催されている、国内最大規模で歴史もある展示会です。
参加するメーカーは国内、海外の超有名かつ一流のメーカーばかりで、197回目の開催では70社以上のメーカーが参加をされています。
入場~フロア探索
平日、金曜日の午前11時に行ったということもあり、ガラガラでした。
事前情報を仕入れ、どうやら開始前に並ぶこともあるらしい…という記事を目にしたので早めに行ったのですが、先客はかなり少なかったです。
もちろん並ぶことなんてなく、すんなり受付へ。
かねたやさんで無料招待券(メール)を発行していたので、その招待券を見せて下のチラシ&地図をもらい、目立つ位置にピンク色の来場者用シールを貼り、いざフロアへ……。
無料招待券はメールですぐに発行できるので、かねたやさんなどからもらっておくと早く受付が済みます。もし招待券をもらっていなかったとしても、その場で対応してもらえるので、その際は近くのスタッフさんに確認してみてください。
まずはアウトレットの感想
入口から見て右奥に位置するスペースにあるのがアウトレットです。
私がこの家具展に早く言った理由として、ネットの記事で「アウトレットは人気で、良いものはすぐに成約済みになってしまう」と書かれていたというのがあります。
しかし、結論から言うと、アウトレットはあまりよろしくないです……。
確かに、半値以下になっているダイニングテーブルもあります。ソファもたくさんあります。だがしかし、やはりアウトレット品です。
アウトレット以外のスペースには一級品ばかりが並んでいるので、どうしてもここの角のスペースにあるアウトレットは、見劣りしてしまいます。
ベッドの数は6つくらいしかなくて、ダイニングテーブルも重ねられ見た目的にも欲しくなくなってしまいます。
ソファに関してはなかなかに種類があったので、アウトレットでも十分に検討の余地があったと思います。
しかし、いかんせんアウトレット品です。
もちろん現品限りのものがほぼ全てで、気にされない方なら問題ありませんが、数万円出すのに現品というのはちょっと……という人も多いでしょう。
それでも値段がとんでもなく安いのなら購入したい気持ちも湧くのですが、いかせんお値段もそこそこします。
ダイニングテーブルだと、セットで5万~12,3万くらいでしょうか。15点くらいあったような気がします。7,8万くらいの予算の方だと、十分に候補があります。
〇〇%OFFというのはメーカ希望価格から〇〇%OFFというものなので、実際の値引きはそこまであるような気がしません。
楽天で新品56000円くらいのものがアウトレットで46000円くらいで売られているのを見ましたし、実際は、新品のネット注文より10~20%OFFくらいだと考えたほうが良いかもしれません。
ただやはり、現物を見れてネットより安く買えるのは魅力的ですよね。
また、購入予定の家具点数が多いほど、掘り出し物に出会う確率は上がるので、たくさん購入する予定があるという方はぜひアウトレットを最初に見ておくことをオススメします。
だいたいの価格帯とか
ベッドやダイニングテーブルに関しては、7,8万前後は出せる方じゃないと十分に楽しめない空間だと思います。
ベッドやダイニングテーブルに、だいたい10万出せるくらいの金銭感覚の人なら、選択肢もかなり多くあるはずです。
もちろん、それ以下の値段のものもありますが、数が限られてくるので、わざわざこの展示会で探す必要もないのかな……と思ってしまいます。
ベッドだと4万円台~、ダイニングテーブルもセットだとそのくらいの値段からというイメージでした。
いろんなメーカーさんがリビングやダイニング、ベッドを自分のベースに置いているのですが、種類も傾向も多様で選びがいが非常にあります。
特にベッドなんかは、メーカーごとに寝心地を体験してみるなどして、好みのメーカーさんを見つけておくといいかもしれません。ここで買わないにしても、今後のベッド選びに大いに参考になります。
(自分は一人で行ったから、恥ずかしくて寝そべることができなかったです)
もちろん、メーカーの人が各ブースにいますので、丁寧に接客してもらえますよ。
いかにして、自分好みで値段もマッチしているメーカーさんを見つけられるか、というところでしょうか。
もらえる地図がおおざっぱにしか書いていないので大変不便ですが、ただ漠然と見るのではなく、メーカーごとにしっかり吟味していくことが大切だと思います。
お気に入りのメーカーを見つけられれば、今後の家具探しの時間がぐっと短くなります。
値引きはできる?
結論から言うと、できます。
できますが、家電と同じ感覚で値引きはできないので注意しましょう。
家電は入れ替わりが激しいため値引きも大きくなりますが、季節関係なしに、長い期間使える家具は、値引きがされにくいのです。
また、勘違いする人も大勢いますが、各ブースにいるメーカーの人には、値引きをする権限はありません。
この家具メッセバザールに出店される家具の販売会社は「かねたや家具店」さんであり、各メーカーが直接販売しているわけではないからです。
メーカーさんに商品の説明をしてもらうことはできても、その人に値段交渉はできません。これは家電量販店でも同じです。例えば、ヨドバシカメラに売られているカメラを、SONYの方が値引きすることはできないですよね。だってヨドバシカメラが売ってるんですから。
値引き交渉は、購入の手続きをするタイミングか、その場でメーカさんに言って、交渉できるか確認してもらうか、だと思います。
軽く「これって値引きとかできますか?」と聞く分にはタダですし、相手もよくあることだと思いますので、気を悪くせず対応してもらえると思います。気になる方は一声かけて相談してみてはいかがでしょうか。
安さを求めるならやはりネットが一番
この「家具メッセバザール in 幕張メッセ」ですが、決して安売りの展示会ではありません。
色んな家具、メーカーに出会えるのは非常に良いのですが、年末年始のような大安売りと勘違いして行くと、がっかりすると思います。
そもそも毎月開催しているものなので、そんな頻繁に大安売りするわけないですよね、という話です。
となると、価格の面で言うとやはりネット通販が一番安いんです。
アウトレットを含めると変わってくると思いますが、新品で言うと基本、ネットの方が安いし、なにより種類が豊富です。
ただ、逆に、種類が多すぎて選べないということもあると思うので、こうやった家具の展示会で好みのメーカーや希望する家具のイメージを固めて、ネットで探してみるというのが賢い家具の買い方だと思います。
ネットで購入する人も足を運ぶ価値あり
ネットで購入することを決めているという方も、「家具メッセバザール in 幕張メッセ」に行く価値は十分にあります。
上でも述べましたが、この展示会の特徴は70以上のメーカーが参加しているということであり、自分の好きなメーカーさんを決める際に大いに役立ちます。
また、実物を見ないで一からネットで探すというのは非常に時間がかかります。そのため、自分の好きなベッドやソファのタイプをある程度固めるために、実物がたくさん展示されている展示会に足を運ぶのは有効です。
ネットだけ見ていると値段の基準がわからなかったりもするので、価格と質の感覚をつかめないまま購入すると、届いてから「思ったより安物っぽいかも…」と失敗することも多いです。
特に、自分で家具を買うのが初めての人や、しばらく家具店・インテリアショップに行っていないという人は、実物を見ることをオススメします。
場所・交通(アクセス)や駐車場、混雑状況
場所・交通(アクセス)
会場は、幕張メッセです。
最寄り駅は「海浜幕張駅」で、徒歩約5分の距離にあります。
幕張メッセは1~8と9~11のホールが分かれているので、会場が何番のホールかを確認する必要があります。ご注意ください。
(Googleマップ)
(https://www.m-messe.co.jp/access/より引用)
駅から南側に出るとショッピングモールが目の前にあります。また、エスカレーターで2階に上がれますので、そのまま外の陸橋を通って幕張メッセまで行けます。
私が行ったときは10,11ホールでしたが、次の開催は 2・3番ホールとなっているので、行き慣れている人でも、間違わないように注意が必要です。
駐車場
駐車場は、9,10,11ホールの裏手に臨時の無料駐車場が用意されているので、ここをお使いください。
(https://www.kanetaya.com/makuhari_messeより引用)
混雑状況
混雑状況ですが、先日、私が行った金曜日の午前はめちゃくちゃ人が少なかったです。
店員さんも独占できるような状態なので、もしゆっくり見て回りたいのなら、金曜日がオススメです。
とは言っても金曜日が休みの人なんてそうはいないと思います。
土日の混雑状況は、上に貼ったYouTubeの動画を見ていただければ、ある程度わかると思います。
普通の家具屋さんと比べたら人は多いかもしれませんが、東京の人の多さに慣れた人であれば、「こんなもんか」と思ってしまう程度でしょう。平日の無印良品の方が混んでいます。
とにかく敷地面積が広いので、人が多くても圧迫感は感じません。
ただ、アウトレットはスペースがもともと狭い上に多くの家具が置かれているので、人が多いとかなり見づらいです。
人が少ない午前に、アウトレットや、寝心地を確かめる必要があるベッドを見ることをオススメします。
招待状
このイベントには、招待状がないと参加できません。
かねたやさんのHPや、こちらでも無料招待券に申し込むことができます。
メールで自動的に返信が来るので、当日の直前でも全く問題ありません。
入場をスムーズにするために、事前に申し込みをしておきましょう。